高額融資の意味するもの。

高額融資と聞いて消費者金融と結びつけるのは大分違和感があるのでは?一昔前までは消費者金融でお金を借りることは、余程のことがない限りありえませんでした。TVのCMも夜中にしか流れていませんでしたし、一般の人にはなじみがないと思います。ところが最近では、銀行が消費者金融を傘下にいれたり、堂々と銀行系消費者金融と銘打ってCMを垂れ流しにしている感があります。銀行系の消費者金融会社が出てくるまでは、サラリーマン金融が借り入れ限度額50万円、スピード審査で貸してくれていました。ただし、金利が高く、取立てや利息制限法に触れたりといろいろと世間を騒がしていました。その感覚でいうと、高額融資は100万円なのかと思いましたが、銀行系のスピード審査では、200〜300万円を言うようです。利息は12〜18%ですので大分良心的になっていますが、高いですね!

消費者金融全盛期?

今まで銀行は大企業向けに融資を行ってきましたが、日本の景気が低迷し、新たな融資先が少なくなってきたため、個人が利用しやすい消費者金融に参入した結果、高額融資が生まれたようです。本来ならば消費者金融といいうダミーを使わずに、低金利で個人に融資をしてくれるのが一番いいのですが、実際は違うようです。消費者金融の業績が良いために、銀行を始めとして、クレジット会社やIT企業が次々と顧客の争奪戦を繰り広げています。TVのCMを見ても分かる通り多種多様ですが、あまりにも常識になってしまうと安易に借りられるという潜在意識ができてしまい、何年かするとまた悲劇が起こるのではと心配しています。多くの企業が参入した結果、金利が銀行並みに安くなって・・・ということならいいのですが。ちなみに最高裁では15%越える金利は違法という判断がなされました。

それでも必要?

消費者金融会社の統計によると、借り入れがある人は1600万人とのこと、ほぼ国民の15%強です。また、クレジットも入れると10人のうち5.5人が借り入れがあるとのことです。急にお金が必要になるときって、医療費や住宅資金、教育資金、葬儀費用などが考えられます。そのうち本当に借り入れまでいくのはどの位でしょう?教育や住宅資金については、公的資金の借り入れが可能ですし、計画的に少しずつでも貯蓄をしていけば何とかしのげると思っています。ただ、レジャーなどの資金はボーナスが出たら返済しようと借りてしまうかもしれません。でも、「一寸先は闇」のような時代です。いつ勤めていた会社が倒産するかもわからないですし、CMではないけど、「自分の収入のバランスを考える」前に「世間の情勢を考えて」から借りるか判断してもいいのでは?できれば私たちの税金を使って再生した銀行=消費者金融であって欲しくはありません。

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